五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(雑感)~「5年前のあの日・・」「初めてじゃないでしょ」の真相は!?~

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61話 スクランブルエッグ①より

114話「最後の祭りが風太郎の場合②」で風太郎が選んだのは四葉でした。14巻で終了するとねぎ先生からアナウンスがあったので、残りの話は伏線回収のほか過去や結婚式に向けての様々な心情が明かされることだろうと思います。最後まで楽しみにしたいと思います。

さて花嫁はほぼ決まりとなると、気になるのは61話「スクランブルエッグ①」の冒頭シーンの花嫁の言葉「5年前のあの日を思い出して」「初めてじゃないでしょ」という言葉でしょう。

この言葉は読者に強く印象付けしたようで、結びの伝説から2000日後に結婚式が行われるという条件もあって”高校3年時のキスは負け”とされ、「最後の祭りが〇〇の場合」編ではキスしなかったと思われる五月が鐘キスした子であるとの予測がされましたね。

併せて話になったのは、花嫁となる子は結婚式までの間、一度もキスをしなかったのか?ということ。キスは最も愛情が伴う行為・・それをしないなんてことが今の時代にあり得るのか?と思いますよね・・

先般、鐘の音が違うことに着目した似たような記事を書きましたが、今回は「5年前のあの日を思い出して」「初めてじゃないでしょ」という言葉に着目し、その真意を考えてみたいと思います。考えられるのは次の3つだと思います。

①進路により離れ離れになったから
この時点で風太郎も四葉も進路が明かされていません。今後は風太郎が四葉の夢を見つけるのに助力するのは間違いないでしょう。その夢の達成に向け二人はそれぞれの道へ進むとも推測できますが、そうなると遠くへ行ってしまい離れ離れになる可能性もあります。結果、会うこともままならずキスする機会もなかった・・

ただ遠く離れようが会いたくなるのは好きあっているのなら当然のこと。休みが取れればたとえ遠くても会いに行くでしょうからあり得ないかなとは思います。

 

②結婚するまでキスしないと誓ったから
二人は実は古風な考え方をするため、結婚するまではキスしないと二人で誓ったという可能性です。まあ風太郎も所詮は男であり、四葉もキスしないで過ごせるようなタイプには見えません。万が一、学園祭中に他の姉妹も次々とキスしていたことがバレたら、嫉妬心がメラメラ沸くことでしょう!ということであり得ないと思います。

 

③この言葉を言ったのは花嫁ではない
好きあっている二人が結婚式までキスしないなんて考えられないことから推測すると、考えられるのは61話でこの言葉を発した花嫁は四葉ではなく他の姉妹だということ。

32話「結びの伝説2000日目」では10着以上のウエディングドレスが用意されている描写があり、結婚式等で五つ子ゲームをするのは間違いなし。つまりこのシーンはすでに五つ子ゲーム中の様子だと推測しています。姉妹の誰かと言えば、最近の話で鐘キスのことを切り出した子・・一花だと思っています。

 

・・CHECK・・

~なぜ学園祭中に姉妹全員のキスを描く必要があったのか!?~

学園祭中に姉妹が次々とキスしていく展開(ノルマキス)は見ていていかがなものかと思いましたが、もしかしたら61話の言葉を嘘にさせないためには遅くともこの時期にキスする必要があったからなのかもしれません。
結婚式から換算すると結びの伝説が5.5年前、鐘キスが5.1年前、日の出祭が4.6年前となります。日の出祭も四捨五入すれば「5年前のあの日を思い出して」という言葉もあながち間違いじゃないことになりますね。
花嫁以外の姉妹も「5年前」のキスが嘘じゃない状況で五つ子ゲームに臨めるという点では学園祭中にキスしたことに意味があったのだと思いました。

kitchan42.hatenablog.com

 

  ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。