五等分の花嫁の感想と考察（雑感）～一花の唇を見て風太郎の中で響いた鐘の音は！？～

102話 最後の祭りが一花の場合②より

今回は学園祭編を見直していてちょっと思った小ネタをひとつ・・

102話「最後の祭りが一花の場合②」ではベンチに横になり目をつむる一花の唇を風太郎が凝視するシーンが描かれていました。その時頭に浮かんだのは鐘キス時の五月姿・・それが誰なのかはわかりませんが、同じくしてなぜか鐘の音が鳴り響いています。五月姿の描写があることから62話「スクランブルエッグ②」にも出てきた「誓いの鐘」の音のように思いがちですが、「誓いの鐘」の音が「ゴーンゴーン」なのに対し、102話の鐘の音は「カラーンカラーン」と全く違います。

32話 結びの伝説 2000日目 及び 68話 スクランブルエッグ⑧より

「カラーンカラーン」と鳴るのはというと32話「結びの伝説2000日目」に出てくる結婚式場のチャペルの鐘の音・・なぜ鐘キス時の五月姿の顔と結婚式のチャペルの鐘が鳴る様子が頭に浮かんでいるのか・・この物語は結婚式当日からの回想で綴られているのでとても意味深に見えますね！ 

61話 スクランブルエッグ①より

これを見ると「花嫁は一花なのか！？」と思いたくなりますが、恐らくそんな意味ではないと思います。理由は一花が鐘キスの本人と思えないから・・もし鐘キスした本人なら旅行から帰った後、風太郎の言葉に焦りを感じ、三玖を貶めようと画策・暴走することはなかったでしょう。

単に61話「スクランブルエッグ①」の冒頭シーンと重ねただけなのかもしれませんが、個人的には61話の冒頭シーンはすでに五つ子ゲームの様子であり、描かれているのは本当の花嫁ではなく一花ではないかと考えています。

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁／春場ねぎ／週刊少年マガジン」より引用しております。