五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(114話③)~五月の険しい表情が示すものは~

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114話 最後の祭りが風太郎の場合②より

今回、四葉はラブコメでは定番の逃げを披露したわけですが、五月はこれまた定番の逃げた方向を教える役での登場でした。さすがの皆勤賞ぶりと言いたいところですが、こんな役はこれまで二乃の役割だったので意味がある登場と思われます。五月なので単にからあげの匂いにつられてやって来たと言われそうですがここでは触れないでおきましょう。

この場面で印象的だったのはその表情。113話「最後の祭りが風太郎の場合」で扉が「ガラッ」と開いた後の表情も眼を大きく見開いた感じで違和感がありましたが、今回の描写は今まで見たことのない厳しく険しい表情でした。「あなたが向かうべき場所はひとつのはずです」「余計な気遣いは傷つけるだけですよ」と他の姉妹を気にかける風太郎を遮った振舞いは間違いのないところ・・ここでの気づかいは優しさではありませんからね。
ただ走っていく風太郎を見送る後ろ姿を見ると五月の心情も穏やかではなかったのかもと感じました。

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113話 最後の祭りが風太郎の場合より

個人的には111話「最後の祭りが五月の場合③」の階段&踊り場シーンからずっと五月の描かれ方に違和感があります。113話の「これからですよ 上杉君」から少し時間を置いて降りてきてこの険しい表情・・そして風太郎の足元描写があり後ろ向きで「そうだな」「すまん」と言っています。意味深に感じざるを得ませんね。ミスリードかもしれませんが、個人的にはやっぱり111話の「君だって私の理想なんだよ」は告白だと思うし、何なら階段でキスもしたと思いますね。
もしかしたら見送る五月の顔には涙が浮かんでいるかもしれない。風太郎が顔を合わせずに「すまん」と言ったのは五月の気持ちを知っているからだったのかもしれません。

 

それにしても五月・・敬語全面開放に至っていない模様。風太郎への告白?と姉妹への「ありがとね」以外は元のまんま。次回登場時はどうなっているのか・・気になるところです。

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 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。