カッコウの許嫁の感想と考察（５話）～バカなんじゃないの！？～
実力テストを一週間後に控え勉強に集中する凪だったが、風邪をひいたのか熱を出してしまう。女医姿に扮し過激な治療法を行うエリカ・・その真意は看病をしてみたかっただけだったが、結局、倒れてしまった凪をベッドに寝せつけ付き添うことに。目を覚ました凪はエリカの部屋で寝ていたことに驚くも、勉強への熱意を称賛する言葉をかけられ嬉しく思う。体調も戻り実力テストを受けるべく学校に向かう凪。果たしてその結果は・・
【感想と考察】
前話の次号のお知らせで「凪に異変が！エリカの女医姿も♡」とあったので凪が風邪をひくことによりコメディになるのだろうと想像できましたが、おおむねそんな内容でした。吉河先生らしさが出たと言えますね・・
女医姿のエリカはサービスカットだと思いますが、それにしてもエリカ・・行動が突飛で考えも偏っている感じ。学業に関することは家庭教師から得ていた感じでしたが、一般的な知識はすべてググることにより得ているようで最近の子らしいですね。
そして今回見て思ったのは、エリカが凪と一緒にいることを全然嫌と思っていないこと。
壁ドンで「発情期キタ？」と切り返すのもそうだし、女医姿で絡んで来ようとするところや倒れた凪を自分の部屋まで引きずりベッドに寝かせ付けるところをみてもそう思います。
お嬢様特性で男に警戒心がないのかもですが、嫌な相手なら絶対しないようなことをやっているのだから凪を無意識ながらも信頼しているのは明らかでしょう。
そして何気の「一度でいいからおうちの人を看病してみたかった」発言・・ホテル王の娘なので家族を看病することもなかったのでしょうが、なんとなくそういう家族の在り方に憧れがある感じもします。壁ドン時の冷静な対応を見ると男慣れしており兄や弟がいた感じもありましたが、兄弟姉妹はいないということなのでしょうか・・
一方、凪が想いを寄せるひろは１ページのみの登場。家の門構えや母らしき人が着物を着ているところを見ると名家で何かの家元的なお家柄という事でしょうか！？
母の「そこまで勉強しなくていい」という言葉を見るとひろには将来の夢があり、その夢は両親の希望と一致していないというところか・・
風邪ひきで体調を崩した凪でしたが、実力テストは不動の学年一位であるひろを抜き去る結果に。何気にエリカの言葉が効いていたのでしょうかね・・凪が学年１位となってひろに告白するのはもう少し先になるのかなと思っていたのでこの展開はちと意外でした。
告白がうまくいき、めでたく付き合うことになる・・とはとても思えませんが、これをきっかけに物語が大きく動き出すのは間違いないのでしょう。
ちなみに４話の最後で描かれたツーショット写真の件に今回は何も触れませんでした。冒頭で罵倒していた相手は誰なのか？予定していたお出かけは何だったのか？も関係するのでしょうか！？気になるところです！！
