五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

カッコウの許嫁の感想と考察(53話)~これからどうしよっか~

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カッコウの許嫁 53羽目より

エリカと二人で兄『宗助』の手がかりを捜すも見つけきれなかった凪。帰途につく迎えの車を待つ中、「私と海野君は電車で帰るね」「行きたいところがあるから!」とひろが申し出たことにより二人は別行動することに。帰りの車中、ひろの「海野君、もらってもいい?」発言が話題となり、凪への好意は真実なのかと動揺するエリカと幸。一方、凪はデートを期待するがひろが向かった先は神社・・趣味の御朱印集めも終わり早々と神社を後にする二人だったが、強風で電車が運転見合わせとなり途方に暮れてしまう。風雨が弱まらない様子に「これからどうしよっか」と問うひろ・・そんなひろと凪はお泊まりすることとなり・・

 

【感想と考察】
今話では少なからず兄『宗助』を捜す展開が描かれるのかと思いきや、あっさりと手がかりは見つけきれなかった・・として帰途につくこととなりました。まあここで兄が登場してくるわけもなく当然の結果なのですが、ちと驚いたのは捜したのがエリカと凪だけでひろと幸は別荘でゲーム全クリに勤しんでいたということ。要は前回のエリカと凪のやり取りが肝だったわけです。

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カッコウの許嫁 53羽目より

迎えの車が到着する中、急遽「私と海野君は電車で帰るから」と言い出すひろ。行きたいところがあるからと話すひろに不満げな幸・・一方、エリカはひろの申し出をすんなり了承。表情はやれやれといった感じでした。

ただどこに行くのか言わなかったひろにエリカも内心、気が気じゃなかったのでしょうね。すんなりとひろの申し出にOKを出したのはひろの「もらってもいいかな」発言等もあって気持ちを悟られたくなかったから・・その時は冗談と捉えたエリカですが、車中でこの発言を幸に話したところを見ると、ひろの申し出を聞いて改めて「本気なの!?」と思ったのでしょうね。

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カッコウの許嫁 53羽目より

今更ながら凪の事が好きってこと?と話す二人の目は節穴なのか?それとも現実逃避しているだけなのか?特にエリカはこれまで凪を後押ししてきているわけですからね!凪の一方的な好意だから成就することはないとタカをくくっていたということなのでしょうか!?

そして別行動をとった二人が向かったのは電車で数駅行ったところにあった『真岳神社』!デートを期待した凪でしたが、ひろの目的は御朱印集めでした。御朱印をゲットし神社を後にする二人・・電車も余裕で間に合う時間でしたが、運命のいたずらか強風で電車が運転見合わせとなってしまいます。

途方に暮れる中、チンピラ風の4人組に絡まれるもひろの活躍により瞬殺するわけですが、風雨が強まり駅から動けない中でひろが口にした言葉は・・

「これからどうしよっか」

下着も見えるぐらいびしょ濡れの状態のひろが上目遣いで放ったこの言葉・・凪がとった手段は当然・・『お泊り』でした。

それにしても腹が据わったような表情のひろ・・凪もかなりの強キャラですが、男3人をなぎ倒すのだからひろは心技体すべてが手強すぎですね。そして強いだけでなく策士なひろを見てると彼女が「天野宗一郎の娘」なのでは?と思ってしまいます。

 

ちなみに凪と二人だけで電車帰りしようとしたのは、御朱印集めが目的だったのでしょうか?個人的にはとてもそうは思えないのが正直なところ。次回予告文には「うれしいハプニング続出お泊り会」とあるので凪のドキドキは否応なく高まるわけですが、見方を変えれば凪に新たな事実が伝えられる可能性が高まったということ。強風で電車が運転見合わせになったのは偶然ですが、お泊りとなったことで二人の時間がたっぷりとできたわけですしね。ひろはこの旅行で幸やエリカとも話し込んでいるわけで、凪に話したいことが色々とあってもおかしくない。

そうなると話に上がりそうなのはひろの許嫁の事。今回、神社に行き跡継ぎ発言もあったのだから、許嫁に繋がることは十分あり得る話です。そしてもうひとつは二人にライバル宣言をしたという事。つまり幸やエリカも自分と同様に好意を持っているという事実を伝え、二人に負けないと話すことでしょうか!?

最後は凪からお泊りの連絡が入り大慌ての幸とエリカ・・「エリカお姉」という幸の呼び方は何気にいいですね~二人ともかなり動揺していたようですが、この事態に何か対処するのでしょうか!?もしかしたら今回初登場した凪に似た運転手の再登場もあるかもですね。恋の嵐の襲来に次回も目が離せません!!

 

※本記事にて掲載されている画像は「カッコウの許嫁/吉河美希週刊少年マガジン」より引用しております。