カッコウの許嫁の感想と考察（38話）～ここは協力し合おう！！！～
期末テストに向け勉強合宿を計画したエリカは受験生である幸も誘い参加することに！誘われて喜ぶも風邪をひいてしまった幸の代わりにシオンが参加し、４人による軽井沢勉強合宿が始まる。そんな中、エリカと距離を縮めるべく凪に協力を持ち掛けたシオンはエリカと一緒に買い出しへ、残った二人は勉強を始めようとするもひろの提案により近くの湖へ向かうことに。そんな中、合宿に参加した理由を問うてきた凪にひろは「海野君がいるからだよ」と答える。一方、買い物に苦戦するエリカはシオンに「伝えたいことがあるんだ」と聞かされて・・
【感想と考察】
次号予告のとおり勉強合宿の様子が描かれた今話。てっきり幸の受験に向けた合宿と思っていましたが、エリカたちの期末テストに向けた勉強合宿でした。少し話が見えないのですが、ひろと話しての合宿のようなのでエリカが凪、ひろ、幸のためを思って提案したのでしょうね。
参加の誘いに大喜びの幸・・36話では「お姉ちゃん」呼びをしたわけですが、すっかり「エリカちゃん」呼びに戻っていました。あれは感謝の意を示すための言葉だったようですね。まあ複雑な家族関係もあるので「エリカちゃん」呼びの方が対外的に無難ではありますしね。
そんな幸は風邪引きで合宿に参加できずじまい・・残念ですね。その代わりに参加したのは鎌倉遠足で登場した遊馬シオンでした。これはエリカとひろの会話を聞いて待ち合わせ場所で待っていたんでしょうかね・・会話を聞き自分に親指を向け"くいくい"とやっている姿や「まあまあ ・・」とフォローしているひろを見ると、ひろがシオンに待ち合わせ場所を教えた風にも見えます。15話を含め会話する姿を見たことがない二人・・ひろの許嫁はやっぱりシオンなのでしょうか！？
そんな中、シオンは「どっち派」と凪に確認し、目当ての彼女と過ごすための共同戦線を持かけます。シオンの勢いに押された形ですが『リア充陽キャみたい』と認識したこともあって同意できなかったのか、買い出しに行くと話すエリカに凪はすぐさま同行しようとします。そんな凪に慌てたシオンの立候補によりエリカ＆シオンによる買い出しとなるわけですが、このやりとりを見ると凪はエリカと一緒に行動するのは当たり前と無意識に思っている感じですね。
エリカとシオンが買い出しに出かけたことで二人きりとなった別荘。早速勉強を開始するのかと思いきや、ひろは近くの湖に凪を誘います。
湖畔での会話で凪が怪訝に思ったのは「勉強合宿なんてはじめてだからよくわからないけど」というひろの言葉・・「友達も多そうなのに」と話す凪に対し、「そういうの興味ないしね」と答えるひろはちょっと意外。普段は人気者らしくいろいろと振舞っているのでしょうか！？その答えは次のひろの言葉に現れている感じがします。
「海野君がいるから だよ」
「じゃあどうして今回は参加したの！？」と凪が問うたことに対してのこの言葉・・「そういうの興味ないしね」と答えたのは「凪さえいれば」ということなのでしょう。最近かなりあざとくグイグイ来ているひろですが、エリカを気にかける凪の様子に何かモヤモヤしてしまうのかもしれませんね。今回の行動もエリカの買い出しに凪が付いていこうとした事がきっかけなのだろうと感じます。
一方の買い出し組はというと・・張り切って向かったエリカでしたが何を買えばいいかわからない状態・・そうでしょうね～想像できました（笑）
そんなエリカを見守っていたシオンはというと、こちらも「オレこういう時なに買っていいかわかんねーもん」と話していました。好きな女性の前なのだからいいとこ見せようとするのが普通なのにこの有様・・シオンも金持ちのご子息のような感じがしますね。チャラい感じですが、何気に名門進学校で学年50位と勉学でも優秀ですしね。
そんなシオンは棚から商品を落としそうになったエリカを支えた際に「伝えたいことがあるんだ・・！！」と話していました。話しぶりを見る限りチャラさはないので好意を伝える気なのでしょうか！？そうなると『許嫁』という事が大きくクローズアップされてきそうですね。
次号予告文を見る限り、次話はペアを組んでの肝試しになりそう。２日間の勉強合宿で夜は肝試し、次の日はひろが話したように釣りとなるといつ勉強するのでしょうね！？買い出しから帰ってきたエリカを見て凪は何かしら気付きそうだし、肝試しのペアもエリカ＆シオンとひろ＆凪にはなりそうにない感じ。療養している幸を含め色々な思いが交錯する・・そんな２日間になりそうで次号がとても楽しみです！！
