五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

カッコウの許嫁の感想と考察(3話)~お互い一切関与しないこと~

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カッコウの許嫁 3羽目より

天野父の策略により2週間同棲することになった凪とエリカ。凪の両親にも連絡済みで従うことにした凪は"お互いに一切関与しないこと"というエリカの提案を了承する。実力テストに向け勉強に集中するには好環境と思い直した凪だったが、勉強道具がないことからエリカに貸してほしいと頼む。交換条件としてSNS写真の撮影を命じられた凪は写真をひたすら撮らされ無駄に時間が過ぎてしまう。勉強する理由とSNSに拘る理由を聞き合った二人は一層打ち解け食事だけは協力し合うことになる。

 

【感想と考察】
二人の同居生活一日目が描かれた今回・・すぐに勉強に集中するには好環境と切り替える様子は経営者の息子らしさが出ていますね。瀬川さんに告白したいが故のがんばりでもあるのですが、他校の教科書を借りてでも勉強したがる様は愛の力を感じますね。でも頭脳明晰でケンカに強く料理もできる・・何気に女性から見たらかなりの好物件ではないでしょうか。

一方、エリカは変わらずのお嬢様ぶりでしたが、送られてきた勉強道具を雑に扱う様子からは学業優秀のように見えませんね。ヤモリを素手で掴み窓の外に投げる様やコスパの観点から食事は協力するという感覚はセレブお嬢様らしからぬものでした。ところで彼女・・少しは料理作れるんでしょうかね?"許嫁食堂"との文字まで書かれていましたが・・

そして今回もSNS写真へのこだわりを見せていましたが、その理由として口にした言葉がとても意味深でした。

「有名になればいつか届くかな・・って」

「どうしても届けたい人がいるんだ・・!」

この言葉からはその人を特別に思っていることが感じられます。凪との許嫁や同居生活を一応受け入れているのだから恋愛感情を持つ相手という感じはしません。雰囲気的には海外に行っている親愛なる兄姉みたいな感じでしょうか!?

エリカの言葉からは父のやり方や接し方に不満を抱いている感じがあり、そんな家庭環境の中で優しく接してくれた兄に今の自分を届けたい・・そんなイメージが頭には浮かびました。

最後のページに「次号、最愛の"あの"子からまさかのラブレター!?」とありましたので凪とエリカの導入編はこれで一段落の感じですね。最愛のあの子は瀬川さん?それとも二人が同棲すると知り「死ね死ね・・」ラインが来た妹の幸でしょうか!?新展開が楽しみです。

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「カッコウの許嫁/吉河美希週刊少年マガジン」より引用しております。