五等分の花嫁の感想と考察（107話②）～四葉が穴をあけた役は誰が代わりを務めたのか～
四葉の演技力は一花譲り！？
今話を見る限り、演劇部初日公演では好演していたようで四葉の演技力は高い模様。部長べた褒めでしたね～そりゃそうです。先般記事にしたようにずっと京都の子であることや好意を隠してきているのだし、そもそも自分は演技が下手と思っているなら演劇部の役を受けるわけがないからですね。おまけに人気女優一花の妹なのだから下手なはずはなし！四葉自体も「嘘つくの下手みたいで変装してもすぐバレちゃうんだよね」と言っているわけであくまで下手なのは嘘・・四葉は風太郎の前では嘘も演技力も低下し、風太郎は四葉の変装や演技を無意識に見破れるからそう思っているという事なのでしょう。ここは当然の結果でした。
ただ演劇部公演のキャスト変更が提示されていたので二日目は四葉の演技を風太郎が観て何か気付くのかと思いきや、公演の前に倒れたらしくそんなシーンはなし。そんな展開の可能性もねぎ先生ならあり得るとは思いましたが本当にないとは・・まあ重要なのはそこじゃないということなのでしょうね。今話を見る限り公演は３日目もあるようなのでそこで四葉登場の可能性もまだありますけどね。
その代わりに初日に観劇していたのはらいはと勇也・・らいははもしかしたら風太郎の思い出の子の話を五月から聞いているかもと思っていますが、風太郎を変えた子の存在を知る勇也も何か知っていてもおかしくはない・・ここは今後の展開に意味があるところなのかもと感じました。
そしてもっとも気になったのはらいはや勇也にも四葉が大根役者のような話をしていたらしいこと。思い込みなのかわざと言っているのかわかりませんが、そこまで父妹にも言うのはちと違和感があります。風太郎の中で何か気付きがあるのかもしれません。
四葉が穴をあけた役は誰が代わりを務めたのか
二日目に四葉が演じる予定だった”女王エメラルド"役は誰かが埋め合わせし、演劇部公演は無事に行われたと思います。直前での変更になるので初日の台本を使い演劇部部員により乗り切った可能性が高いと個人的には思っていますが、姉妹が代役を務めた可能性もゼロではないですね。二日目の姉妹各々の行動を見てみると・・
【一花】
102話「最後の祭りが一花の場合②」では「今日も頑張った・・ホテルに戻って寝よっと・・」と話しており撮影の仕事は夕方までかかった感じ。その後、「妹さんが倒れたそうだ」と伝えられていますので二日目の代役はまず不可能です。なおホテルに泊まる予定だったようなので三日目も撮影が入っていると思われます
【二乃】
開場直後はパンケーキ屋台前で五月と会話、ケーキ屋店長＆パン屋店長の来店対応、竹林さんとのバトル、そして屋台でパンケーキを焼きマルオが来るのを待つ姿が描かれています。結構しっかりと二日目の行動が示されている感じであり、マルオを待つために三玖に当番を代わってもらった経緯からも代役を務めた可能性は低いと思われます。
【三玖】
放送部のインタビュー、祭りを一緒に回ろうと風太郎を捜索、四葉と一緒に竹林さんと風太郎を尾行、放送部の特別ゲストインタビューと断片的な描写が多い印象で代役をするのは可能と思います。ただたこ焼き屋台のボヤ騒ぎでクラス男子と女子の和解もできなくなり、風太郎と一緒にいた子との関係も聞けず・・と何かと悩んでいた状況でした。そのような心境のなか代役ができるとは到底思えません。
【五月】
開場直後はパンケーキ屋台前で看板を持ちながら二乃と会話、ケーキ屋店長＆パン屋店長の来店対応、竹林さんとのバトルとかなり断片的であり、代役を務めるのは十分可能と思います。各姉妹編でも登場シーンは少なく、風太郎がバイクで迎えに来た時も二乃だけがパンケーキを焼いており五月の姿は見えませんでした。
五月は四葉の見舞いでも姿を見せておらず、竹林さんとのバトル以降は全く不明。代役を姉妹が務めたとしたら可能性が一番高いのは五月だと言えるでしょう。
99話「日の出祭 初日」では風太郎から「最終日に結論を出す」と聞き、五月は「・・この難問を解くまでずいぶん時間がかかりましたね」「ですが羨ましい限りです」と話しました。選ばれる相手は風太郎の思い出の子である四葉だと五月が考えていたならば・・倒れてしまった四葉の穴を埋めようと考えてもおかしくない。五月は四葉の分身"零奈"ですからね。見舞いに姿を見せていないのは倒れた四葉を病院へ運ぶのに尽力した可能性とともに三日目公演に向けて役の稽古をしているからとも考えられます。
四葉が復帰し演技する姿ももっと見たいですが、零奈モードの五月が"女王エメラルド"役を好演！そういう展開も面白いかな！と思っています。
※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁／春場ねぎ／週刊少年マガジン」より引用しております。
