五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(107話①)~四葉が倒れるに至った原因を探る~

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107話 最後の祭りが四葉の場合①より

竹林さんの登場の意義を重要視して考えると106話「最後の祭りが三玖の場合②」を終えた時点で彼女と絡む可能性が残る四葉が倒れた可能性が高いと推測しましたが、結局そういうことでした。当初から最も可能性が高いと言われていた四葉なのでここはひねりなしだったわけですね。

102話「最後の祭りが一花の場合②」を見て四葉が倒れたのなら風太郎は同じ学級長の役目があることからもう少し慌てるのではと思ったのですが、当初から言われていたボヤ騒ぎが二日目ではなく初日だったのでその点は関係ありませんでした。

今話を見る限り、風太郎は二乃をバイクで病院へ連れていく以前に四葉がここに入院していると知っていたようなので倒れた四葉を病院へ運ぶのに尽力したのは風太郎なのでしょうか!?もしかして呼び出されてマルオが病院に戻ったのは四葉が倒れたことも関連してのことだったのかもしれませんね。

ちなみに四葉が目を覚ました時点で病室に居たのは二乃のみ。姉妹だけの話もあるだろうことや眠る姿を見られたくないだろうとの配慮から風太郎は席を外していたのかもですが、この間にバイクをケーキ屋店長に返しに行ったのでしょうか!?

四葉が倒れたと知り風太郎はどう思ったのでしょうか!?たこ焼き屋台のボヤ騒ぎは自分のチェックが足りなかったからと四葉は思ったようで二日目は開場3時間前には登校・・風太郎の担当予定業務を行うのはもちろんのこと、罪滅ぼしのように自分を追い込み頑張っていた模様。風太郎はそのことに気付かなかったことに責任を感じているとは思いますが、問題は今後その責任をどう果たすのかということ・・

四葉の"〇〇の役に立ちたい”、"〇〇に迷惑をかけられない”という思いは風太郎に対する負い目から来るものであり”風太郎に認められたい”という欲求が本質・・これまでも何度か苦言を呈していますが、そういう”ダメ出し”ではなく”拒否”したうえで受け止めてあげることが”自分の本当の気持ちに向き合う”には必要のように感じますが・・さて次話でどう動くのやら!?

 

竹林さんはなぜ四葉を探していたのか

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107話 最後の祭りが四葉の場合①より

病室での雰囲気を見ても大事ではなかったのはわかりますが、その直前に描かれていたのは竹林さんと遭遇した瞬間のシーン・・三玖と一緒に尾行し二乃と五月とのやり取りを終えた後のことでしょうが、竹林さんの発した言葉は「あ・・いた」「風太郎のお友達さんですよね」・・この言葉を見る限り五つ子姉妹の誰かではなく四葉を探していたようにも見えますね・・姉妹の誰かに言づけする程度ならパンケーキ屋台に行けば済むことですからね。まあこのカット自体は現実でのことなのか夢なのかわかりませんが、時間まで書いているので恐らく遭遇したのは間違いないのでしょう。

では竹林さんはなぜ四葉を探していたのか!?もともと五つ子姉妹の存在を知った上で学園祭に来た様子なので姉妹に会ってみたいという思いはあったでしょう。そして風太郎を変えた子が五つ子姉妹の中にいると聞いていたとしたら・・それはどの子だろうと探っていたとしてもおかしくはない。

もし本当に四葉限定で探していたとなると理由はひとつ・・学園祭で風太郎に何か聞いたからに他ならないでしょう。一花は83話「シスターズウォー六回戦」を見る限り、四葉風太郎の思い出の子と知っていますが、その存在が今の風太郎を作ったまでは知らないでしょう。五月は34話「今日と京都の凶と共」で風太郎から話を聞き知っていますが、竹林さんに会った際の反応を見る限り教えた風ではありません。二乃は43話「七つのさよなら⑤」で思い出の子の存在を聞きましたがそれが四葉であることは知らないですからね。

他のルートで知った可能性もありますが、もしも風太郎が京都の子=四葉とすでに断定しており、「どの子が昔言っていた人なの?」と竹林さんに聞かれ「リボンをつけている奴だ」と答えていたとしたら・・竹林さんの一連の行動と発言の辻褄は合います。

 

 四葉が倒れるに至った原因はなに!?

倒れた原因はオーバーワークによる過労やたこ焼き屋台のボヤ騒ぎによる心労もありますが、とどめを刺したのは間違いなく竹林さんとの遭遇でしょう・・四葉はおそらく会わないよう避けてはいたのでしょうけどね。会話したのならどんな話をしたのかとても気になるところですが、倒れた原因が二人の会話にあったとして、考えられるのはこの2つでしょうか・・

風太郎は昔京都で会った子が私と気づいているのではと思った場合
風太郎から色々教えてもらったから・・」などと竹林さんから意味ありげなことを言われたとしたら、それは昔京都で出会った子は四葉とすでに気づいているかもしれないということ・・そのせいで色々な思いを頭の中で巡らせてしまい、結果倒れたという可能性はあると思われます。

②「風太郎君」呼びを風太郎に聞かれてしまった場合
竹林さんの言葉にいら立ちや興奮を覚え、ついつい普段の「上杉さん」ではなく昔出会った時の「風太郎君」呼びをしてしまった・・そしてそれを風太郎に聞かれてしまったとしたら・・「バレた!」という思いから倒れた可能性はあると思われます。

100話「日の出祭 二日目」で真田くんへ話した言葉を見る限り、竹林さんは四葉が倒れたことは知らなそうなので、会話後少し時間をおいてから倒れたのでしょうね・・

表紙を見る限り四葉は三日目の後夜祭には来ていたようで終了時点では校舎外にいた模様。入院したことで風太郎と四葉が絡むシーンは病院や学校までの間の可能性も出てきましたが、三日目開場時には風太郎は三玖と一緒にいたので、あるなら開場前か午後でしょうか!?ただ今までのように姉妹の方からキスという展開ではないとしたら・・

からあげ無料券をもらう際に風太郎が発した「ありがとな・・お前がいてくれて良かった」は取りようによっては意味深な言葉でした。今回の学園祭運営に対してか、家庭教師を始めて以降のことか、はたまた昔京都で出会って以降のことに対してかわかりませんが、風太郎が四葉に対し感謝の念を抱いているのは確か。その感謝の念が風太郎からの行為につながったとすれば・・倒れて病院に運び込まれベッドで休むまでの可能性もあります。

もちろん、そのようなシーンが四葉編では描かれない可能性も十分ありますけどね・・どう展開するか次回がとても楽しみです。

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。