五等分の花嫁の感想と考察（104話③）～倒れて入院した妹とは誰の事！？②～
今話ではマルオが病院に戻ったのは姉妹の誰かが倒れたからではないことが判明！病院に戻ったマルオは入院患者の呼び出しに対応しその後医院長室へ・・二乃と風太郎が待っていた医院長室では二乃お手製のパンケーキが振舞われ、「次は家族全員で食べよう」というマルオの言葉に二乃は感涙したわけですが・・
その後の廊下シーンでは「忘れ物だ」とパンケーキに使ったターナーを手に持ちマルオは部屋から出てきているので二人は帰ろうとしていた模様。この時点では姉妹の誰かが倒れたということは二乃たちもマルオも全く知らない感じですね。
パンケーキを振舞った後の二乃と風太郎の行動は
102話「最後の祭りが一花の場合②」では妹が倒れたとの一報に急遽病院に駆けつけた一花と病室を出てすぐのところで会っています。
一花と会った後、二乃は病室に入らず「後片付けがまだだから・・」と学校に戻っているので、姿を見せていない２人とともに倒れた妹を病室で見舞い、その後他の２人は学校へ戻ったということか・・
二乃に一花を家に送り届けるよう言われた風太郎は一花と一緒に病院を後にしますが、その際はバイクではなく徒歩で帰っていますので残りの２人が学校に戻るのと同時に二乃と風太郎はバイクをケーキ屋店長に返しに行ったということでしょうか・・店長たちはいくらなんでももう学校にはいないでしょうから二乃と一緒にケーキ屋まで持っていったのでしょうね。
学園祭で何かが起こっていたのか
ここ数話からわかることは姉妹が病院に運び込まれたのは学園祭二日目が終了し、夕方も結構遅い時間ということ・・改めて二日目の三玖、四葉、五月の状況を振り返ると・・三玖は「最後のゲスト」として放送部のインタビューを受けていますので終了時間の17時から２時間ぐらい前は元気にしていました。髪を後ろにまとめていましたのでこの時間はパンケーキ作りも手伝っていたようです。四葉と五月は竹林さんとのやり取り後は全く描かれていませんのでその後の状況は全くわかりません。
気になるのは一花の「皆の様子は？」の問いに「・・一旦落ち着いたところよ」「私たちは大丈夫だから・・」と二乃が答えたこと。”私たち”は姉妹のことだと思いますが、”皆”は誰のことを指しているのか・・
100話「日の出祭 二日目」では”くちびる”、”マルオ”の次に何かが燃えるような描写がありました。103話「最後の祭りが二乃の場合①」ではパンケーキ屋台女子が「もしかして最優秀売り上げ本気でいけるんじゃない！・」と言っており、売り上げ競争が激化しているようなので巷で言われているように屋台で問題が起こった可能性はありますね。パンケーキは終了間際まで二乃が作っている様子が描かれておりそれまでは問題はなかった模様・・男子のたこ焼き屋台の可能性もありますが、姉妹の中でたこ焼き屋台に係れるのはたこ焼き派にいた二乃だけなのでどちらとも言えませんね。
姉妹の誰が倒れ入院したのか
一花編、二乃編が終わり、次話からは候補の３人が登場するわけですが、当初わからなかったことが今話でいくつか判明しましたので再検証してみます。
①風太郎の役割と行動から考える
もし屋台でボヤなどを起こし、それを端にして姉妹の誰かが倒れたのなら風太郎は「学級長」として早く学校に戻ろうとするような気がします。同じ学級長であり学園祭の実行委員も務める四葉が倒れたのだとしたら尚更です。
②過去の話との関連付けと倒れる理由から考える
一花が"花火大会時のベンチ"、二乃が"告白時の店長バイク"と過去の話に関連付けして話が展開しているようなので風太郎が入院した時に病室で話をしていた五月が俄然候補になってきていますが、肝心の五月が倒れる理由はというと・・
全国模試判定”D”で落ち込むも気を取り直し勉強を頑張っていたのだから寝不足が原因と考えるのが順当な推測。元々寝不足気味だったのに加え、学園祭初日に「お前たち５人が好きだ」と風太郎から言われたことで色々と考えてしまい寝不足に一層拍車をかけた！というところでしょうか・・・もしかしたら実父との接触もあったのかもしれませんね。100話で出てきた「すまない・・失礼するよ」の男は袖口の違いからマルオではないようなので本当に実父なのかもですね・・
三玖が倒れる理由はパンケーキ作りを頑張ってきた疲れや四葉の気持ちに気付いたことが考えられますが、何かが燃える描写が三玖絡みだとしたら過去のどの話に関連付けされるのでしょうか！？三玖は風太郎の好きな女子の要素の一つが"料理上手"であったことから料理絡みが多いのですが、パンケーキは二乃編で使ってしまったので、風太郎と学園祭を一緒に回りたがっていたことが関係するのでしょうか・・それとも被りますが”三玖が作った料理を風太郎に食べてもらう”ということでパンケーキを使うのでしょうか・・
四葉が倒れる理由は色々想像できるものの演劇部キャスト変更と過去の話との関連付けはどうなるのでしょう！？二人の絡みはそんなに多いわけではないものの21話「おまじない」での嘘告白や36～37話「勤労感謝ツアー」編でのデート、そして51話「初の春」でのほっぺキスなど重要イベントはこなしてきていますので告白やキス、もしくは嘘や演技下手との関連付けなのでしょうか・・
③風太郎の二日目の空き時間から考える
ここ４話を見る限り、一花は夜遅い時間、二乃は17時以降の数時間に風太郎を占有していました。10時の開園直後から昼にかけては竹林さんが風太郎と行動を共にしていましたので残りの３人が風太郎と二人きりになる可能性があるのは午後の時間でしょうか・・
99話「日の出祭 初日」を見る限り、午後早々から15時近くまでは演劇がある模様。ここ４話の流れを見る限り、四葉が出演する演劇を風太郎が見ないなんてことはありえないのでその時間の占有は確実でしょう。ただ風太郎が四葉の演技を見るだけでは一花編や二乃編のようなキスもありうるような展開にはならない・・ないとは思っていますが、風太郎が劇に飛び入り参加することもありうるのでしょうか！？
三玖はパンケーキ屋台の売れ行きが好調で最優秀売り上げも狙えそうなことからテレビでの宣伝に駆り出されているようですが、午前中には風太郎と一緒に学園祭を回ろうとしていたことからもシフト的には余裕がありそう・・
五月は99話で「私のシフトは明日なので・・」と話していましたのでフリーに動ける時間はあまりなさそうです。
これを見ると演劇が終わる15時前から二乃を迎えに来た17時ごろまでの間が風太郎の空き時間であり、その時間に二人きりになれるのは三玖と四葉の二人のように思います。この二人は入院しないでも二人きりになるチャンスがあり、キスもありうるような展開も可能ということ・・次は順番通り三玖編でしょうか！？
一方、パンケーキ屋台のシフトで離れられない五月は二人きりになるチャンスがなく、何もなければ濃厚な展開はできないということ・・病室での描写は三日目ということになりそうですね。
前回の予想では四葉＞＞＞三玖＞＞＞＞＞＞五月としていましたが、風太郎の役割や行動、過去話との関連性も考慮すると五月が最有力なのかもしれませんね～真相は如何に！
※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁／春場ねぎ／週刊少年マガジン」より引用しております。
