五等分の花嫁の感想と考察(102話②)~一花が五月の好きな飲み物をコーヒーにしたのは!?~
情報を見ると好きな飲み物は一花がフラペチーノ、二乃が常温の水、三玖が緑茶、四葉が炭酸ジュース、五月がカレーらしいですね。フラペチーノってスタバの商品名じゃないの?程度にしか思いませんでしたが、コーヒーは五月と言っているのは確かに違和感がありますね。直前に「フータロー君は(キスが)誰だったら嬉しいですか?」と聞いているので、風太郎の本心を引き出そうと畳みかけたのでしょうが・・
巷では五月が好きな飲み物を風太郎が嫌いなコーヒーにしたのは「鐘キスの張本人が五月だと知っておりそれを示唆したのでは?」や「風太郎の本命が五月と気づいており選ばせないようにしたのでは?」との考察がされていました。
ですが個人的にはその2つともないかな~と思っています。五月を選ばせないというのは先般、三玖に対してやったことで後悔しているのを見る限りありえない。また101話「最後の祭りが一花の場合①」を見ると「私じゃなくていい・・二乃でも・・三玖でも・・姉妹の誰であっても」と五月を特別に見ているわけではないためそう思います.
コーヒーを選択肢に入れたのは自分の好みの飲み物だし自動販売機にはほぼあるからでしょうが、それを五月の好きな飲み物にしたのは五月に好き嫌いがないからなのか、それとも”鐘キスしたのは五月の姿をした自分”と無意識に反映させてしまったのかは判断できません。ただ個人的には一花が鐘キスの張本人と思っていないので無意識に反映はないかなと思っていますが・・
ただ「お金渡すから好きなの買ってきてよ」「フータロー君の飲みたいやつでいいよ」とお願いした後にこれを思い付いたのなら・・一花さん、頭の回転超速いですね。
例えばお茶を買ってきたら単に「三玖がいいんだ~」と言うつもりだったのでしょうが、もしコーヒーを買ってきたら「五月ちゃんがいいんだ~」とともに「コーヒーが好きなのは私だよ」とでも言うのでしょうか!?
ただ心の中では「コーヒーが好きなのはお前じゃないのかって言ってほしかったな~」と思うような気がします。13話「人好きのお人好し」や74話「変化球勝負」の待ち伏せで自分の好きな飲み物はコーヒーと認識してくれていたはずだから・・
101話「最後の祭りが一花の場合①」では「私じゃなくていい・・・これでこの気持ちに区切りをつけられるんだ」と自分に言い聞かせて答えを聞こうとしました。本当はあきらめきれないのに自分を選択肢から外す・・今回も少々自虐的な思考状態にあったわけですから欲しかったのは自分も選択肢に入っていいんだと思えるような言葉・・思っていたような展開にはならなかったものの「・・・お前だって・・そうだろ・・」と欲しい言葉を言われたのだから嬉しかったのは言うまでもないでしょう。
※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。