五等分の花嫁の感想と考察(雑感)~零奈のお墓の隣にもお参りしているのはなぜ!?~
93話「ツンデレツン」では零奈の命日に5人全員でお参りする様子が描かれていましたが、他の方も指摘しているように57話「最後の試験が五月の場合」で五月がお参りしていたお墓と93話でお参りしているお墓は違っています。具体的には57話では木のすぐ横のお墓でしたが、93話ではその一つ右隣のお墓にお参りしています。
57話では五月が零奈母に語り掛ける場面もありましたので零奈のお墓は木のすぐ横の"中野家之墓"と書かれているもので間違いなし。ではその横は誰のお墓なのか!?地域によりお墓の風習も違いますのでわからない点が多いのですが、可能性をいくつか挙げてみると次のとおり。
①零奈方のお墓
零奈が結婚して中野姓になり離婚後も中野姓を名乗り続けていたとして、零奈の旧姓に関連するお墓ということが考えられます。93話の最後のお墓のカットから見ると”中野"ではない文字が書かれているようにも見えますしね。ただ零奈の父、姉妹の祖父は遠い虎岩温泉におり、通常ならそちらにありそうです。
②マルオ方のお墓
場所は五つ子姉妹が住むマンションのすぐ近くにあるようなのでマルオ家代々のお墓というのが一番可能性は高いと思われます。零奈のお墓は隣に別に建てたということになりますね。
③五つ子の実父方のお墓
もし実父が亡くなっているならばその方のお墓という可能性もないとは言えません。ただ、そうなると実父と零奈のお墓が並んでいることになる・・姉妹の発言を見ると実父のことをよく思っていないようであり、もしそうならかなり違和感があります。
マルオは零奈と籍を入れたのか、5姉妹と養子縁組で養父になっているのか、それとも未成年後見人なのか未だ不明ですが、籍を入れたとしてもわずかな期間の夫婦でありマルオ家代々のお墓に入らないのは珍しいことではない。
そもそも病気で余命幾ばくかの人と籍を入れることをマルオの親類が簡単に許すとは思えない。大きな病院の医院長をあの若さで務めているとなるととても育ちが悪いとは思えないし、何かと身内とのいざこざがあって当然。同じお墓に納めることも大反対するでしょう。
個人的にはマルオが5姉妹を引き取った方法がどうであれ、零奈のお墓はマルオが新しく建ててくれたのだろうと思っています。虎岩温泉の祖父は自分の近くではなく娘たちの近くに建てることを望んだ・・
零奈の命日にお参りしているのだから隣の墓は父で恩人でもあるマルオ方代々のものであり、当日はお盆ということもあって併せてお参りすることにしているのだと思っています。
※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。