五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(100話)~竹林さんが突如学園祭にやってきた目的はいかに!?~

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100話 日の出祭 二日目より

100話の記念回を飾ったのが風太郎の幼なじみである竹林さん!初登場は34話「今日と京都の凶と共」・・風太郎の小学時代の修学旅行において同じ班員で「風太郎」呼びをする可愛い学級委員としての登場でした。後の87話「私と姉妹①」では京都駅で五つ子姉妹とぶつかる場面のみの登場でしたが、まさかまた登場してくるなんて夢にも思いませんでした。

姉妹であれ恋愛事なので争わざるをえないのに85話「シスターズウォー 七回戦(裏)」で「私たちは敵じゃない」となって以降、ぬるい状況になっていたので風太郎と姉妹どちらの心も揺さぶれる竹林さんの登場は物語の展開上必然だったんでしょうね。よくよく考えると外部の人間が登場するには学園祭はいい機会!穿った見方かもですがそのために今年は学園祭を描いているのかもしれません。

さて竹林さんが学園祭に来た理由を言葉や行動から考えるに・・風太郎の今の様子を確認することを目的に親しくしている五つ子姉妹の偵察も兼ねていたと思いました。風太郎に会いに来た理由と五つ子姉妹の存在を知りえた理由を考えてみましょう!

 

風太郎に会いに来た理由

風太郎に会うことを目的に五つ子との関係性まで探る必要性がある者はこれまでの主要人物には存在しない気がします。よって誰かに依頼されたのではなく情報を知った上での彼女の単独行動かと・・

風太郎」と下の名前で呼ぶような仲で修学旅行以降、頼まれて勉強を教えていたのだから高校が別になった今も気になっていたというのはわからないではない。

言動を見る限り最初「大きくなったね」で最後「本当に大きくなったね」と言葉を対比させていますので順序だてて話していた感じ・・五つ子への挑発的な物言いも風太郎がどう反応するかを見たかったのでしょうね。風太郎はからかわれたと認識していましたが、個人的には試されたという方が適切に見えました。

「俺の数少ない友人・・全員が特別・・」という言葉に目の前の彼女らが風太郎を変えたのだと納得した気がします。勉強一筋になって以降、人付き合いを断った風太郎だから竹林さんが心配してしまうような問題を抱えたのかもしれません。

真田くんに報告した後の竹林さんの表情は風太郎が五つ子姉妹によって救われていたことに安心してのものだったのでしょうか・・姉目線ではありますが風太郎が思っていた以上に大事な存在と思ってくれていたのかもしれません。

 

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100話 日の出祭 二日目より

五つ子姉妹の存在を知りえた理由

彼女が姉妹に接触したのは京都駅で姉妹にぶつかったときのみ。この時はすでに四葉がはぐれていたので五つ子姉妹とは知りえない。勉強一筋になった理由を聞く中でその存在を知ったというのも風太郎は”四葉が五つ子のひとり”と知らなかったので可能性はゼロ。写真も同様。黒薔薇女子絡みは会話を見る限りないし今話の学園祭で知りえた可能性もなし・・

単に最近になって風太郎と五つ子姉妹が仲良くしているのを見かけたということでしょうか!?ただそれでは話の発展性がないので深読みすると・・

竹林さんの親も零奈の教え子&勇也の同級生で、何かの機会に勇也の息子である風太郎が零奈の娘である五つ子の家庭教師をしていると聞き娘に伝わった・・または全国模試関連から風太郎たちの担任が竹林さんや真田くんの親類で情報を得られたというところか!?もしかしたら演劇にでも出ているのか全然登場しない武田くんの関与があったのかもしれませんね!!

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。