五等分の花嫁の感想と考察（98話）～らいはと五月が仲がいいのはなぜ！？～
三玖とのデートを終え、途中で出会った勇也と家に帰りつくとそこにはなぜか五月が鎮座！四葉が渡し損ねた学園祭の招待状を持参したとのことでしたが・・三玖に誘われたのは日曜日なので五月が来たのも当然日曜日・・招待状を渡すためだけにわざわざ日曜日に持参したとは考えにくい・・
そして時折登場し存在感を示す風太郎の妹らいは！２話「お宅訪問」で初対面した五月とその後も結構連絡を取り合っているようです。７話「今日はお休み」で５姉妹全員と会ったわけですが、その後もなぜか五月とは頻繁に会い仲がいい様子・・なぜこんなに仲がいいのでしょう！？
らいはは当然ですが五月も幼い面があるので気が合うのだろうという感じでしたが、途中からは家に引きこもりがちな風太郎を外に連れ出すなど二人で連携しているような場面が見られます。ここでらいはを中心に関連話をピックアップしてみます。
【8話】今日はお休み②
露店で四葉と親交を深める。また「・・上杉さんと結婚すれば合法的に義妹にできるのでは」と四葉に言わしめる。
【14話】始まりの写真
風太郎が生徒手帳に忍ばせている女の子とのツーショット写真の存在を知る。
【23話】６人の林間学校
風邪で寝込むも一晩看病してくれた風太郎に対し「帰ったら楽しいお話いっぱい聞かせてね」「私は一人で大丈夫だから」と林間学校に送り出す。
【36話】勤労感謝ツアー①
聞いた土産話によると林間学校は四葉に助けてもらってばかりだったとのことからお礼をしに行くよう勧める。
【37話】勤労感謝ツアー②
約束していたのは五月で待ち合わせて会おうとしていたことが判明する。
【40話】七つのさよなら②
五月が風太郎宅に初めてお泊り。３人で川の字で寝る。
【51話】初の春
初詣後、姉妹の新しいアパートに訪問。四葉のほっぺキスを目撃する。
【61話】スクランブルエッグ
二乃の告白で引き籠る風太郎を買い物に送り出す。結果、三玖と出会い、スーパーの抽選会で旅行券が当たる。
【63話】スクランブルエッグ③
らいはの携帯電話により五月が連絡が取れ、露天風呂での会話につながる。
【68話】スクランブルエッグ⑧
二乃、四葉、五月と一緒に露天風呂に入浴。特に四葉とブランコなどの話をし「戸籍の改ざんをという犯罪ギリギリの手を使ってでも自分の妹にしたい」と再度四葉に言わしめる。
【79話】シスターズウォーニ回戦
五月と打ち合わせ風太郎をショッピングモールに連れ出すも四葉が急きょ来たことにより二人は下着売り場で再打ち合わせ・・五月が着替える間は風太郎が大事にしている京都の子とのツーショット写真の存在やその子が初恋であると話を持ち出し、四葉を風太郎の前から連れ出す。
【91話】偶然のない夏休み
五月たちを誘って風太郎を海へ連れ出そうとしたが、当日は引っ越しが入り五月も姉妹と風太郎を会わせないようにしていたこともあって結局会えずじまい。
この流れを見る限り、らいはと姉妹が出会った「今日はお休み」編では特に何もなし。14話で写真の存在をらいはは知ったので、この辺りまでは五月からの接触はなかった模様。
明らかな動きが見えるのは36～37話の「勤労感謝ツアー」編・・お世話になった四葉にお礼をするよう促し自分は五月と会う約束をしていました。
その前に何があったかというと・・林間学校で風邪をこじらせ入院した風太郎と五月が京都での思い出の子の話をしています。もっと言えばその前に五月は風太郎を一花に変装し試すも自分を見つけてくれています。
この流れを見る限り、五月は四葉が昔会った男の子は風太郎と確信・・信頼度も上がり京都の子が誰かを風太郎に教えてもよいと考えたように見えます。そのために風太郎と四葉二人でのお出かけを画策しらいはと共同戦線を張ることにした・・
らいはにはこの時点でどこまで話したかわかりませんが、最低でも”五つ子の中に風太郎の京都での思い出の子がいる”ことは伝えたのではないでしょうか！？
39～50話の「七つのさよなら」編では家出した五月が風太郎の家に寝泊まりしていたためお互いに話す機会が十分あり、51話では四葉が風太郎にほっぺキスをするのを目撃・・四葉の気持ちの一端を得られたと思います。
そして61～68話の「スクランブルエッグ」編では同じ旅館に寝泊まりするわけですが、姉妹とらいはが一緒にいるシーンは旅館に着くまで以外は68話の露天風呂シーンまでありません。これは明らかに意図的である感じがしますね。
そして鐘キスの後に声かけたのは袖の描写かららいはで間違いなし・・二人が倒れこんでいる場面で「おーい」はかける言葉としてはおかしいですよね～らいはは色々知っているのは間違いないです。
（おまけ）
～マルオが医院長を勤める病院は！？～
33話「お見舞いエンカウント」で風太郎は二乃との会話で「医院長の隠し子じゃないか・・」と医院長という言葉を使っています。
76話「男の戦」で武田を理事長室に呼び出した武田父は「こんな点数で中野医院長の期待に応えられるだろうか」「この模試の結果次第で中野医院長との関係はより強いものとなる」と話しています。
89話「私と姉妹②」のパーティーでも武田理事長に「中野医院長」と呼ばれています。会話を見る限り、五つ子姉妹が中学1年生になる以前から医院長であったと思われます。
98話「終わり掛ける日常」でマルオのもとを訪れた勇也はマルオのことを医院長先生と呼んでいます。
33話で描かれた建物のモデルは公立西知多総合病院という地域の中核病院なので大きいですよね～でも大病院なら病院長や院長と呼ばれるのが通例なのに医院長と呼ばれているということは個人診療所で病床数19以下の医院なのですかね。
※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁／春場ねぎ／週刊少年マガジン」より引用しております。
