五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(96話)~風太郎は京都の子=四葉と思っているか?~

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96話 進み続ける日常より

二学期が始まり、旭高校学園祭の準備が描かれた今話でしたが、印象的だったのは逃げた四葉を追いかけクラスで出す屋台を決めるための調査をすると話した後に描かれた四葉の目・・シルエットと場所が階段状であることを考えると34話「今日と京都の凶と共」の風太郎と四葉の出会いのシーンの感じ。風太郎は京都の子=四葉と気づいているのでしょうか!?

 

34話で五月と話す中で五つ子の中に京都の子がいるのではないか!?と疑い、35話「探偵風太郎と5人の容疑者たち」では5姉妹の中にはいないと断定するも、その後5姉妹の中にいると判明したのだから36~37話「勤労感謝ツアー」編で楽しそうに買い物やブランコする四葉の横顔を見て感じた気持ちは本当なのではないか!?と思うのは自然の流れ・・その後もブランコに拘りを示しているのだからなおさらです。

五つ子の中に京都の思い出の子がいることは零奈の言葉で確定している。そのような中、それを明かせない理由を考えるに・・

勉強を頑張ると約束をしたのに試験成績が芳しくないから!というのが一つ考えられますが、姉妹みなそうなので特段隠す要因にはならない。風太郎的に一番気になったであろう発言は56話「最後の試験が四葉の場合」で「落第で姉妹に迷惑をかけたから」と四葉が話したところ。

81話「シスターズウォー四回戦」では落第に姉妹を巻き込んだことから「姉妹のみんなが私より幸せになるのは当然です・・」と話す四葉に次のように苦言を呈しています。

 

「誰かの幸せによって別の誰かが不幸になるなんて珍しくない話だ」

「競い合い奪い合いそうやって勝ち取る幸せってのもあるだろう」

「限度があるんだ おこがましいことなんじゃねーの?すべてを得ようなんてな」

「何かを選ぶときは何かを選ばないとき いつかは決めなくちゃいけない日が来る」

 

つまり56話で聞いたことが四葉をこういう思考に陥らせていることに風太郎は気づいているのです。五つ子の中に必ずいるのに「自分が京都の子である」と名乗り出ない理由は風太郎が知る限りの情報ではこれしかありませんし、ここがわかれば結びつけることは難しくありません。

88話「私とある男子①」で見る限り、京都の子の印象は今の5姉妹の中では四葉そのもの・・これらを考えると零奈が京都の子であるということに疑いを持ち、四葉ではないかと思っているのは確実と思われます。

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。