五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(95話)~風太郎が三玖のバイト先を選んだ訳は!?~

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94話 分枝の時①より

一花の退学阻止に向けた風太郎と三玖の奮闘ぶりが描かれた今話・・その中で94話「分枝の時①」で三玖が勧めようとしたバイト先が判明・・大方の予想通り本人が勤めるパン屋という結果でした。個人的には風太郎の律儀な性格と93話「ツンデレツン」でケーキ屋店長の見舞いに行ったばかりということを勘案すると店前にあるライバル店でバイトすることはありえないと思っていたのでとても意外でした。ただよくよく見ると風太郎が三玖のバイト先を選んだのには訳があったようです。

94話で提案したプランを一花に断られた風太郎はその後、「一花の分の給料はもらえないままか」「困ったな・・店長もまだリハビリ中だし・・」と金に困っている様子を見せ「このままじゃ金が足りねぇ」と三玖に言い放っています。

ポイントは一瞬真顔になりブツブツと言いだしているところ・・真顔の一コマは意味不明でとても違和感・・そして表情は黒塗りでわからないよう描かれていますがブツブツ言う様子は三玖の顔を見る限りちょっと異様だったようです。

なぜそんな描写をしているのか!?考えられるのは真顔=思い付き、ブツブツ=誘導・・つまり風太郎は三玖のバイト先を紹介してもらおうと言葉で誘導していたわけです。

 

でも金が必要な理由は全くの予想外でした。「一花に雇われるのではなく一花を雇う」というプランは事前に頭にあったわけではないでしょうが、三玖に退学の理由を聞くなど修学旅行の一件が関係しているのでは?と思っている節がありました。恐らく86話「シスターズウォー エキシビションマッチ」で一花に「全部嘘だよ」と言われたことが気になっているのでしょうね。

三玖に探りを入れ助言や協力を仰いだ結果、タッグを組んで織田芸能プロダクションに向かい夫婦然に交渉にあたったわけですが、姉妹であれ好きな人が自分とは違う女のために一生懸命になっている姿を目の前で見せられる形なのだから三玖の心境を察すると悲しいものがあります。三玖は早い段階から一花の風太郎への恋心に気付き、ずっとライバル視してきた存在なのだから尚更でした。

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。