五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(94話)~風太郎は四葉と距離を置いている!?~

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94話 分枝の時①より

姉妹の部屋に入ると出迎えたのはバスタオル姿の四葉・・ランニングに行ったのでシャワーを浴びていたというところでしょうか!?ただこのシーン・・話の展開上の理由からだけとは思えませんでした。

 というのは最近、風太郎が四葉に対し距離を置いている感じがアリアリと見えてきていること・・汗かくほど走ってきたので玄関口で四葉と目を合わせず下向きの顔→いないと知り姿を見ずに帰ろうとする→四葉の言葉を受けて顔を上げた結果、その姿に驚く→会話の最後は四葉の歯を見せての笑顔を凝視・・というのは如何にもという感じです。

 

実は風太郎・・スクランブルエッグ編以降、だんだん四葉と顔を突き合わせて話をしなくなっている気がします。もっと具体的に言えば72話「学級長の噂」を起点に変わってきている感じ。教室でノートを各自に返す作業を学級長二人でやっていた時に起こった出来事と言えば・・風太郎の口元確認!

69話「ようこそ3年1組」で一花を、71話「アドバンテージ」で二乃の口元を見る描写がありましたが、四葉もこの時に確認されたようで、その後前髪をいじる風太郎の様子が描かれています。この癖は風太郎が照れるときにやる仕草なので何か感じ取ったのは確か・・

72話では「・・誰を好きになってどんな恋をしたとしても私は味方です 全力で応援します」と言われ、77話「女の戦」ではその言葉に戸惑っていることを五月に話しています。

「シスターズウォー」編、「四葉の過去」編が終わり、夏休みイベントが始まる頃には見ていてかなり違和感がある感じに・・何か86話「シスターズウォー エキシビションマッチ」の零奈と四葉が話すシーンを見ていたんじゃないかと思うほどです。

これまで四葉を凝視するシーンは数多く描かれていますから、その結果、いろいろ感じ取ってきているのでしょうかね・・感じ取っているのは四葉=京都の思い出の子としてなのか、それとも・・!?

 

これまで誰にも好意を示していない風太郎ですが、実は72話「学級長の噂」では興味深い発言をしています。四葉の「まさかついに誰かを好きに・・」「まさかの本当に私のことを!?」との問いに風太郎が言った言葉は「・・特定の誰かがいるってわけじゃなくてだな・・」

この言い回しは読みようによっては意味深・・いないなら「誰もいねえよ」で済むところを「特定の誰かがいるわけじゃ・・」とわざわざ表現しています。

要は「特定できないが誰かのことを想っている」もしくは「特定できない誰かにある感情がある」と言っているようなもの・・特定できない誰かは京都の子、そしてキスした子です。さて真相は如何に!?

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。