五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(93話)~風太郎が高校生のための恋愛ガイドを買ったのは!?~

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92話 秘密の痕より

久しぶりの二乃回だった今話・・お互いに「押してダメなら引いてみろ」を実践するさまが初々しくて良かったですね~!二乃のツンデレは何か違う感じでしたけど(笑)

今話を見る限り、”高校生のための恋愛ガイド”は役に立っているようですが、本当の目的はこんな恋の駆け引きのためではないですよね~さて何のために購入したのでしょう!?

 

91話「偶然のない夏休み」を見る限り、この物語のテーマでもある「愛があれば見分けられる」のために購入したのでは!?とも思ったのですがそういうことではなかった模様。もしかしたら気になっていた一花の「全部嘘だよ」の言葉の真意を調べるためかと思いきや・・

92話「秘密の痕」では「いつだったかお前に相談した時と何ら変わらない」「問題を先送りして思うがままにこんなところへ誘ってしまった」「もっと本を読んで早急に自分の気持ちを見つけ出さなければ・・」と語るなど風太郎の思いや考えが見え隠れ・・直前には二乃と三玖の名前を出し、言葉の中にも”早急に”とあるので告白の返事をするためか?とも思いましたが・・

当話では恋の駆け引きテクに感銘をうけるもののすぐさま我に返り、「あなたの思うがままにしたらいいのでは・・」と五月に言われた事を守ろうとするところを見ると告白の返事をするためでもないですね。

では単純に姉妹の中からひとりを選ぶためか!?というと、個人的にはしっくり来ない感じがします。その理由は風太郎が五月とよく似た思考回路をしているから・・まじめで恋愛に慣れていない風太郎が”姉妹の中から選ぶ!”みたいな考えを良しとするとは思えない。

鐘キスの68話にある”特別に感じたあの日”がミスリードではなく本当に”あの日=鐘キス時”ならば・・91話時点ではすでに風太郎には特別と感じる人がいる、もしくはそのような感情が芽生えつつあると考えても不思議はなし!

“姉妹に対する信愛とは違うある感情がすでに心の中に芽生えており、その感情の正体を知るべくその本を参考にしたいと思った”と捉える方が適当かと・・結果、"〇〇が好きだ!”、"好きな人がいるから!"と明言することで告白を断る際も誠意を示したいと考えていたのではないか・・と想像しています。

 

※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。