カッコウの許嫁の感想と考察(41話)~せっかくの合宿なのに~
肝試しも終わり別荘に戻った4人。夜ご飯としてバーベキューを行う中、凪はひろの言葉に自分がこの空間を楽しんでいることを実感する。食事後は凪の提案により天体観測することになるが、そんな中、奈美恵母から『熱が下がらず入院した』と連絡が入った凪は慌てて幸の入院する病院へ向かい・・
【感想と考察】
ひろ&シオン、凪&エリカと2組に分かれての肝試しと会話が描かれた前回。今回は肝試しから別荘に戻った後の4人が描かれました。晩ごはんはエリカが中心に買い出しした食材を使ってのバーベキュー!盛り上げるには定番の料理ですね。
バーベキューではシオンをサポートしつつ積極的に凪に接近するひろが印象的でしたが、後片付けをする中でひろは凪の印象をこんな言葉で伝えます。
「海野君 いつもより楽しそうだから」
ひろの眼にはいつもとの『違い』を感じたのですね。旅先で好きなひろと居るのだから気分が盛り上がるのは当然至極ですが、ひろは「バーベキュー はじめてだった?」と理由を確認していました。否定する凪に「そっか・・」と言っているのを見ると楽しい理由に目途がついている様子。勉強合宿だから!?それとも自分やエリカがいるから?
ひろから言われて自分がこの空間を楽しんでいることに気付かされる凪。シオンは別としてエリカやひろと一緒に居ることは楽しいと認識している模様です。ただ凪がこの合宿を楽しんでいる理由が他にもありました。なんと凪の趣味は『天体観測』だったのです!!
エリカが言ったとおり、合宿に素直に参加したことに違和感があったわけですが、まさかの趣味・・1週間前からずっと天気予報もチェックしていたとのことでやる気満々だったようですね。面倒くさいと言われていた凪ですが、実はロマンチストなのかもしれません。
そんな楽しみにしていた"しし座流星群"観測も「熱が下がらないので入院する事になりました」と母から幸の容態悪化を聞きお流れ・・慌てて幸の入院する病院へ向かいました。
実家に戻り両親も付き添う中での入院なのに「心配だから先に帰る」と後で連絡をよこすのだから、エリカの言うとおり「どんだけシスコン!!」といった感じ・・妹としてなのか異性としてなのかはわかりませんが、凪にとって幸は本当に大事な存在なのでしょうね。
幸の方も「お兄には言わないで」と奈美恵母にお願いしていたところを見ると、伝えたら楽しみにしていた合宿を放り出して戻ってくるとわかっていたんですね。戻ってきたことを批判するも最後は「ありがと」と伝える幸・・血のつながらない兄妹ですが、そこら辺の兄妹より深い絆で結ばれている感じがします。
というわけで特に考察するようなこともなく、凪の意外な趣味と幸への想いが描かれた今回でしたが、次回のサブタイトルは「その人は誰なの?」とありました。
「その人は・・」とあるので新しい人物が登場するのは間違いないですが、その人物は3話で言っていた「どうしても届けたい人」なのでしょうか!?予告文には「エリカの秘密に凪が踏み込み!?」とあるのでその人が登場するというより写真でも見る感じでしょうか!?
ただこの流れで特別な存在が出てくるようにも思えないし、今回凪の趣味が判明したことから考えるとエリカの趣味に関する人程度なのかもですね・・とりあえず次回を楽しみに待ちたいと思います。