五つ葉のクローバーの超主観的考察

~恋愛マンガの名作「めぞん一刻」を皮切りにラブコメ漫画の気になった点を超わがままに考察しています!~

五等分の花嫁の感想と考察(117話)~四葉vs二乃の結末と五月の好意の行方はいかに!?~

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117話 五里霧中ランチタイムより

115話「五通りの朝」で描写されていたように自分の心にモヤモヤしたものを感じている五月。個人的にはすでの好意に気が付いているとして考察していたのですが、今更ながら下田さんに相談という事は気づいていなかった、もしくはモヤモヤ感はあっても気にならない程度だったという事か・・

あと数話でこの物語も終了という段階になって好意に気付く・・自分にはとても想像できない展開です。今話の二乃×四葉、五月×風太郎という取り合わせは伏線の回収を考えるとなにも違和感ないのですが、五月がここで好意に気付くとなるとちょっと切ない話になりそうですね。

 

五月の略奪愛は可能なのか!?

それにしても下田さんの出番がここであるとは・・竹林さんの登場以上に意外でした。この様子から見ると下田さん・・苗字も変わっていないようなので未婚で今現在、彼氏もいないと言うとことでしょうか!?それにしても恋愛面でお子ちゃまな五月が中等部の生徒にどうアドバイスしたのか・・とても気になります(笑)

五月の略奪愛の成功の可能性は現時点で1%もないでしょう。四葉から告白したのならまだしも風太郎がべたぼれで選んだのだから気持ちが変わることはまずありえない。つき合った結果、別れるということはあるでしょうが未だ保留中ですしね。

五月は零奈という札を持ち合わせていますが、風太郎は四葉の負い目を知り、過去ではなく今が大事という考えのもと四葉を選んだのだから、過去の遺物的存在である零奈の正体を明かしても何も響くものはなし。残り話数が少ないことを考慮せずとも風太郎が五月を選ぶ可能性は一花お姉さんよりも少ないとさえ感じます。

食堂では相も変わらず二乃と四葉の間を取り持とうとしており口調も元のまま・・母的の役割をしようとする様は何も変わっていない感じです。四葉と二乃の話をこっそり聞くなかで意識が変わるのかもしれませんが、葛藤はしているもののコメディタッチで恋愛感情を認めきれない様子を見る限り略奪するだけの覚悟はまるでなし・・そんな展開も見たいところですが、そうなると他の姉妹も黙っていないでしょう・・五月の恋も自己完結で終わるのだろうと思います。

 

風太郎が五月に話したかったことは!?

「一緒に昼メシどうだ?」と人が多い食堂で話をしようとしていることから考えられるのは、人に聞かれたらマズい話ではないということ。ただ四葉には聞かれたくないみたいですね。となると考えられるのは次の4つでしょうか!?

 

①他の姉妹のその後について
114話「最後の祭りが風太郎の場合②」では他の姉妹を気にかけるものの「余計な気遣いは傷つけるだけ・・」と言われていたので、とりあえず五月に聞きたいことはその後の姉妹の様子と言うのが普通でしょう。


四葉がやらなくてはいけないことについて
115話では四葉が言った「やらなくちゃいけないこと」が何かわからず、悩んでいる様子を一花に見せていました。今、一番気になっているのはこのことだと思います。


③零奈の正体と過去について
零奈に過去の話を一切していなかったことから零奈は五月だとすでに確信していると思います。86話「シスターズウォー エキシビションマッチ」では感謝の意を伝えていますので今さら五月に感謝の意を伝えるとは思えない。あるとしたら四葉のやらなくてはいけないことを知るために、零奈絡み(四葉が代役を依頼等)で確認しておきたいことがあるということでしょうか!


④京都の子の正体について
零奈=五月が確信できているのなら、当然京都の子=四葉にも気付いているでしょう。あるとしたら四葉のやらなくてはいけないことを知るために、京都の子絡み(入れ替わりがなかった等)で確認しておきたいことがあるということでしょうか!

二乃のきつい言葉を聞いて風太郎も思うところがあった模様で「二乃はああ言っているが・・」と四葉に言葉をかけていました。「やらなくてはいけないこと」は姉妹、それも二乃に関することと理解したようですね。恐らく風太郎が聞きたかったことと四葉が二乃に話す内容は関連するものなのだろうと思います。

 

二乃vs四葉の結末はいかに!?

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117話 五里霧中ランチタイムより

この件については今話で進展があるのかと思いきや、何もありませんでした。かなり引っ張りますね~五月と風太郎が同じ教室に隠れる中で話をするという事は、ここで過去の大きな伏線を回収する予定なのでしょうね。

116話「五時間一部屋」で四葉の決意が描写されていたので、三玖に話したように風太郎への思いの丈を話そうとしているとも思われますが、注目すべきはこちらも人の多い食堂で話そうとしていたこと・・

そもそも風太郎への思いの丈を述べるなら二乃を呼び出して話す必要はないのですが、風太郎に聞かれたくない様子だったとなると二乃に対する罪悪感の原因となったことについても触れようとしていたのだと思います。罪悪感の原因となるのは昔、風太郎と会ったことを話していなかったこと・・遠巻きでしたが二乃も風太郎を見ていたことにも触れるのかもですね!

そうなると風太郎は四葉が京都の子であることを聞くことになりますが、個人的には五月も風太郎に会っていた説を提唱していますので、その流れで零奈の話に繋がっていくのでは?と見ています。

もうひとつ二乃だけに話があるとすれば林間学校での出来事でしょうか!?個人的には二乃とキンタローのやり取りを見ていたからこそ二乃に変装して風太郎に会ったと思っており、キンタローが風太郎であることを伝えなかったことや勝手に変装して会いに行ったことを謝罪しようとしていると推測しています。

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二乃が怒っている理由は!?

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117話 五里霧中ランチタイムより

「結局あんたはどの立場なの・・」と五月に本音を聞こうとする様子や正々堂々が身上ということを考えると気持ちを示してこなかった四葉が選ばれたからよく思っていないと思いがちですが、そこじゃない感じ。

いいわね あんたは恵まれてて

何もしなくても向こうから来てくれるなんて気楽だわ

 かなりきつい嫌味な言葉・・それも風太郎の居る前で言っている・・当然本音ではなく二人を想ってのことですね。本当にそう思っていたなら「話すことなんてない」と突き放すでしょう。四葉の話を聞こうとしているのだから、発破と言うより四葉の本音を引きだそうとしている・・聞きたいのは三玖と同じで風太郎に対する想いと本音でしょう。そして自分の気持ちにケジメをつけるためにも四葉の本音を聞きたいのだと感じます。

それにしても二乃は四葉が何もしないで風太郎に選ばれたと本気で思っているのでしょうか!?これまでの描写を見る限り、二乃が四葉の好意に気付く様子は一度もなく、どちらかというと五月の方を警戒していました。二乃が風太郎に惹かれる前から四葉風太郎に献身的だったので気付かないわけないのですが、39~40話「七つのさよなら①②」で風太郎の味方をした五月にビンタされたことが強く印象に凝っているのでしょうかね!?

43話「七つのさよなら⑤」で風太郎が話した子は四葉だと二乃が気付いているのかはわかりませんが、竹林さんとの接触を通じて過去での二人の出会いに気づき、こう言った可能性もなくはないですね。真相は如何に!?

 

 ※本記事にて掲載されている画像は「五等分の花嫁/春場ねぎ/週刊少年マガジン」より引用しております。